日本料理は目で食べると言われますが、とにかくきれいに切って盛り付けてありますね。
同じものでも切り方やよそい方でより一層美味しそうに見えるものです。
さてお正月料理に欠かせないかまぼこですが、素敵な飾り切りがあるのをご存じでしょうか。
芸術作品のようで難しいものもありますが、素人でも簡単にできるものもあります。
今日からでも実践できる基本的な飾り切りをご紹介しましょう。
かまぼこは案外簡単に切れます!
以前は私もかまぼこを買ってきて、1㎝ぐらいに切って並べるぐらいでした。
でもちょっと練習すると簡単に飾り切りできることに気付きました。
そのうち特に気に入っている、5種類をご紹介します。
用意するものは
かまぼこ 赤白1本ずつ
黒ゴマ 少々
包丁
切り方
まずかまぼこの板を外します。
包丁の背側でかまぼこと板の間を切り離します
端を3㎜ぐらい切り落とします。
最初に「市松」を切ります
赤と白のかまぼこを1枚ずつ1㎝ぐらいに切ります。
2枚を真ん中で半分に切ります。
赤と白を互い違いに並べるときれいな「市松」になります。
次は「うさぎ」です
赤のかまぼこを1.5㎝に切ります。
赤の部分をそぐように1/3ぐらいを残して切り込みを入れます。
赤の部分を半分に分けるように切れ目を入れます。
切れ目を入れた部分を中に丸めこむようにして耳を作ります。
ゴマで目を付けると「うさぎ」の出来上がりです。
次は「松葉」です
赤のかまぼこを1㎝に切り、2㎝ぐらいを残して互い違いに横に2本切り込みを入れます。
ローマ字のZのようになりますね。
上下の二本を下から上に、上から下にかぶせるように向きを変えて交差します。
これで「松葉」ができました。
「日の出」はちょっとコツがいります。
かまぼこを切り離すときに包丁の先を固定し、包丁の柄を左右に動かしながらジグザグに切るようにします。
3回左右に動かして切るとこんな風に波目が3つ付いた「日の出」が作れます。
最後は「手綱」です。
かまぼこを1㎝ぐらいに切ります。
うさぎのように赤い部分を2㎝ぐらい残して薄く切り離します。
切り離した部分の真ん中に4㎝ぐらいの切れ目を入れます。
手綱こんにゃくの要領で、端を切れ目に通して引き出すと出来上がりです。
全部を並べるとこんな風に素敵なかまぼこになりました。
お正月こそぜひ実践‼
思ったよりも簡単です。
そして、まっすぐに切っただけよりも、絵のようできれいですね。
お弁当の一品に入れるとお弁当の時間が楽しくなります。
そしておせち料理に添えるととても見栄えがします。
今度のお正月には挑戦してみたいものですね。
まとめ
かまぼこの飾り切りは難しくありません。
コツさえ飲み込めが短時間で作れます。
あなたも今度のお正月にはきれいなかまぼこの飾り切りを披露してみませんか?