ある福祉作業所のバザーでは、手作り品のコーナーが大人気でした。
特によく売れたのは手作りの動物のあみぐるみでした。
やっぱりぬくもりのある、あみぐるみはお子さんが大好きなのですね。
残り毛糸があるけれど、帽子やマフラーにするには足りない!
そんな時にはあみぐるみを作ってはいかがでしょうか?
ここで網目の増減が少なく、初心者でもできるニワトリのあみぐるみの作り方をご紹介します。
コロンとした形のニワトリなら誰でも作れます!
手のひらサイズの丸いニワトリなら、簡単に短時間で作れます。
材料をご紹介しましょう。
並太毛糸白 1玉(30gぐらいあれば十分です。)
並太毛糸赤 少々
手芸綿 少々
フェルト 黄色、黒、少々
かぎ針 8号
毛糸用とじ針 1
編み物用段数リング 1(なくても大丈夫です。)
このほかに目とくちばしをとじ付ける木綿糸少々か手芸用ポンドが必要です。
作り方
人差し指に白の毛糸を二回巻いてその中に細編みを6目編み入れます。
一周して引き抜き編みをするとこのようになります。
二段目は最初の目に段数リングを付けて目印にします
次に1つの目から2目の細編みで増し目をします。
段数リングまで増し目をして引く抜き編みをすると全部で12目になります。
3段目は1目細編み、次の目を2目の増し目これを繰り返して1周します。
これで18目になります。
4段目は増減なしで18目のまま編みます。
5段目は2目細編みをして次は2目の増し目を繰り返し、全部で24目になります。
その後は増減なしで編み続けて、12段目まで編みます。
12段目まで来るとこのようになります。
13段目では2目1度の減らし目をします。
くさり1目の立ち目をしたら、左の目を2目1度に拾います。
2目を1度の引き抜くと1目になり、減らし目ができます。
同じようにして12目まで減らします
この段階で口が広いうちに綿を入れます。
もう1段2目1度の減らし目をして6目にします。
コロンとした形になったので最後にとじ針を使って6目全部を絞って残りの糸は中に入れて始末します。
閉じたほうを下、編み始めを上にすればこれで本体は完成です。
次に赤い糸でとさかを作ります。
くさり編みを6目編みます
くさり編み3目の立ち目をして次の目に長編み2目編みます。
同じ目に引き抜き編みをして、くさり編み3目を編み、次の目に2目の長編みを編みこみます。
これを繰り返して3つの山ができればOKです。
先にできた本体の上に糸でとさかを縫い付けます。
図を参考にして、目とくちばしを切り取ります。
糸で目とくちばしを付ければ完成です。
手芸用のボンドで貼ってもいいですね。
こちらも、どうぞ
うさぎのぬいぐるみの作り方!型紙をつかいフェルトやフリースで簡単につくれます
編み物初心者さんのあなたにも出来る手編みのリストウォーマーの作り方
顔を変えればいろいろな動物に大変身!
ちょっと愛嬌のあるニワトリはマスコットにするのにぴったりですね。
一つ作れば愛着がわきます。
色や顔を変えれば、ネコ、イヌ、ウサギ、などお子さんの好きそうな動物を作るのも簡単!
ニワトリとヒヨコなどの組み合わせも楽しいですね。
残り毛糸が少しあれば作れます。
あみぐるみのいいところは失敗してもやり直すことができることです。
今回もヒヨコは減らし目を間違えて直しましたが、出来上がればミスもわかりません。
気楽に取り組んでくださいね。
まとめ
あみぐるみは難しくありません。
残り毛糸があったら、簡単な丸い動物を作ってみましょう。
目鼻や耳、口を変えればいろいろな動物が作れます。
失敗してもやり直しのきく、あみぐるみにあなたもチャレンジしてみませんか?